新DriveShaft部品NO

R1200/1250系のドライブシャフトのサービスキャンペーンに関連してだと思いますが、結局ドラシャの調子が悪い人が多いのか、交換用のドライブシャフトが大幅に値下げされて購入可能になっています。

https://www.kfm-motorraeder.de/en/item/bmw-33735A670C3

まぁ自分は購入後2か月くらいでチェックした時点で、ドラシャのリア側が錆で固着してて、それ以来毎冬オフシーズンにグリスアップするようにしているので問題ないのですが、通常サービスマニュアルでも定期的にチェックするような指定はされていないので(つまり、大多数のユーザーは異常振動やドラシャが破損して初めて気が付くと…)、結構不具合出てそう~

本当はBMWはConnectedアプリや、緊急時SOS通報システムを通じて車両のCANデータ収集してるはずだから、こうした不具合の兆候をデータからつかんで手を打ってくれるといいんだけど…

結局フロントブレーキはキャリパ交換

なんかフロントブレーキのフィーリングがいろいろハマってる気がしますが、いろいろやった結果、金→黒キャリパに変えた時点でこの黒キャリパが良くなかった気がしてきて、別の黒キャリパに交換したらよくなった気がします。

何がもともと気になってたかというと、ブレーキを握った時の遊びが大きすぎて、ブレンボのCorsaCortaで調整してもガバガバだったんですよね…

で、色々調べると、ブレーキをリリースした時に、キャリパ内のピストンが引っ込みますが、これが引っ込みすぎるために、次回ブレーキ時にパッドがディスクにかみこむまでに余計にブレーキを握らないとだめだったっぽいです。

その証拠に、駄目なキャリパでは、ホイールを手で回転させると、ディスクとパッドがこすれる音が「全く」しなかったんですよね… あるとき、今までのバイクって多少は「シャリシャリ」と擦れる音してたんじゃないっけ…と思い出して、ディスクとパッドのクリアランス測ってみると、どうも大きい気が。

で、別途キャリパ買ってみたところ、ディスクとパッドのクリアランスが詰まって、結果ブレーキ握った時の遊びも少なくなりました。

いままでさんざんABSユニットのエア噛みじゃないかとかいろいろ疑いましたが、キャリパ交換は明らかに変わりました。

さらにエア抜き

キャリパのピストンシールを交換してかなり良くなったが、それでもやはりスポンジーな感じが残る…

というか、走行するとスポンジーになってきて、キャリパー2か所とマスターシリンダの各ブリーダーを緩めると、気泡が本当にわずかですが出続ける感じでした。

で、車の動画を見ていたら

この動画内で「キャリパ内のフルードを交換する話」が紹介されていて、やってみたところ、やはり効果あった感じ。

なんとなくキャリパのシール交換するときに、キャリパを洗浄してそのあとの乾燥が不十分だったのかなと思ったり。

さらに、試しにエア抜きした途にブレーキレバーを握った位置で固定して一晩放置したら、マスターからホース取り出し部のバンジョーが緩かったみたいで漏れも発見。ここも規定トルクで締め付けると、そこも握った感じのフィーリングは変わった感じが…

なんかもう、そこかしこ駄目だったっぽくて、ちょっと悲しいです(w

R1200GSAキャリパシール交換

元をたどると、キャリパーの色を金→黒に変えてから劇的にブレーキフィーリングが悪化し、

  • 普通にエア抜き
  • 純正ブレーキマスターのイニシャル位置調整
  • ブレーキパッド交換
  • ブレンボマスターシリンダ交換

とやってきました。最終的にはブレンボラジポン+ZCOOブレーキパッドで純正より改善できたと思ったんだけど、数千キロのってまたおかしくなってきて、症状としては、

  • イニシャルタッチがおかしい。微調整しろが全然ない感じ。
  • 急制動時も最初0.3秒位ブレーキ効力が立ち上がらない。

という感じに…

色々やって最後やっていないのが、

  • キャリパピストンシール交換
  • パッドの純正戻し

になるので、今年の冬はコレをやることに。キャリパシールはBMW純正を頼むと、シールに加えてピストンもついてくるのですが、そのためか結構値段高め。このタイプのキャリパは、BMWでも数車種、ドゥカティもちょっと古いので数車種、その他、トライアンフ、アプリリア、キムコでも使われているのですが(https://www.carpimoto.it/en-CI/Brakes/Calipers-Radial-Road-Track/50904_20B69073-Brembo-Monobloc-M32B-Radial-Caliper-100mm-mount.htm)、シールだけの安いシールセットは見つけられず…

そこで今回試しに、ホンダとスズキでピストン経32mmを採用しているものの部品をとってみましたが(ホンダはおそらくNISSIN用。スズキは隼等が採用のスズンボ用)どちらもサイズや形状は同じっぽい。特にスズキ(59100-14820-000)は、表面の質感もBMW部品とほぼ同様に見えました。

が、今回はBMW純正部品も合わせて頼んであったのでそちらを利用。

まずピストンを抜くときに、そもそも黒キャリパに変えてピストン揉み出しした時から気になっていたんだけど(今にして思えばその時点でおかしいと気がつくべきだった)、ブレーキを握ったときに出てくるピストンと出てこないピストンの差が激しく、全く均等には程遠い状態…これが、シールを入れ替えると劇的に改善しました。

で、これを機会に一旦純正同等に戻したいのもあり、パッドも純正同等を購入(https://www.carpimoto.it/en-CI/Bike_BMW_R-1200-GS-Adventure-17-18/Brakes/Brake-Pads/35114_07BB3897-Brake-Pads-Brembo-07BB3897-Genuine-Parts.htm)。リンク先の物は、BMW純正部品ではないですが、純正と全く同じパッドでBremboから出ているものになります。

で、まだ軽くしか走ってないからパッドの当たりは出きっていないと思いますが、ものすごーく改善できました…

ブレーキマスターがブレンボのラジポンになってるのも相まってだと思いますが、ブレーキを引くと、あたかも自分が指で直接ディスクをつまんでブレーキをかけているんじゃないかと思えるほどのフィーリングの良さ、と言ったら大げさかもしれませんが、大きく改善できたと思います。

いやはや、ここまでものすごく遠回りしてしまいましたが、ようやく満足行く結果となりそうです。後ははやいとこ暖かくなったら山道で試したいところです。

ちなみにリアブレーキは元々よくわからないので気になっていませんでしたが、リアブレーキもシール交換しておきました。

R1200GS Adv修理完了

本日引き取ってきました。

いやー、普通です(笑。スマホでAPSイニシャライズ時開度を確認しても、正常な個体と同等ですし、スピードシフトのダウンシフトも問題なく起動します。

調子が悪くなってからシフトダウンできないことが時々あったり、ともするとブリッピング無しで力づくでシフトダウンしてしまい、リアタイヤがスリップしたりするのが怖くて減速時無意識のうちにだいぶ加減していたようです。

が、スロットルが直って加減速判定がちゃんとできるようになってバッチリシフトダウンできると、減速が「た~のし~」って感じですね。

CANデータを見ても、シフトダウンのたびにしっかり電スロのブリッピングが入っているのが確認できました。

メカニックの話では、今回私のスロットルはAPSの内部2回路のうち1回路断線していたようです。あまり例が無いようなので、逆に言えば多発性は無いわけだと思うし、運が悪かったですね。

個人的にはAPSには回路が2系統入ってるんだから、1系統死んでももうちょっとましなLIMPモードで動いてくれるとありがたいんだけど…

壊れたスロットルはもらってきたので、また色々調べてみよう。

APS初期化開度検証

私のバイクは2019年3月から、ほぼ全走行CANデータが蓄積できているので、Key ON時のAPS(Accel Position Sensor)初期化開度を見える化してみました。

その結果、経時的にどんどんオフセットしてきたというよりは、2020年9月末頃にズレが進行し、以降ズレっぱなしになっていることがわかりました。

2020年9月末というと、夏の北海道ツーリングの後、秋のツーリングシーズン開始までしばらくガレージに停めた後に乗り出したタイミングに当たり、まぁこのタイミングでAPSが壊れたんだろうなぁと思います。

それにしても、この故障、微妙ですねぇ… MIL(故障警告灯)がつくまで数ヶ月かかっており、その数ヶ月の間、ダウンシフトでShiftAssistProが効かない場合があるのと、始動時のハイアイドルがあったわけですが…

ダウンシフトについては、制御が介入しないことでミッションにダメージがあったのかなかったのかが非常に気になります。

ハイアイドルについては、これはMIL非点灯時に起きていたので、排ガス通ってないとまずい気がしますね。

原因はスロットルグリップ側

今日販売店に状況を問い合わせたところ、どうもスロットルグリップ側の不具合で部品発注中とか。

と聞いて改めてCANログを見てみると…

調子が良い時・・・グリップ開度が全閉時14.9

調子が悪い時・・・グリップ開度が全閉時15.9

と、1°位開き側にオフセットしていました…

手元にあるデータを見る限り、このオフセットは2020年11月~12月のどこかのタイミングから発生しており、この後から

  • ハイアイドル
  • シフトダウン時ShiftAssisProが起動しない

となっていたに違いありません。

まぁデータと症状とディーラーの話と、全て整合しているように思えるので、スロットル交換して解決かな。

はやく車両引き取ってLIMPモード中のドラレコとデータ結合してぇ(笑

LIMPモード

私のR1200GSA、ホイールのサービスキャンペーン該当していたのですが、自分でスポークの張りもメンテできるので点検に持っていっていませんでした。

が、点検に持っていってあげないと、メーカーとしては進捗が上がらないので、自分で点検・メンテナンスできるとしてもきちんと店舗で点検して進捗協力したほうが良いだろうと思い、先日ディーラーに行きました。

ただ行くのも面白くないので、早朝南信州の方まで朝駆けしてからディーラーに向かい、時間調整でスーパー銭湯に立ち寄ったですが、いざ銭湯から出発しようとした時に…

いやぁ、見たくないメッセージが… ECUイニシャライズ時の自己診断で不具合が検出されてしまいました…

でこうなるとどうなるかというと、スロットルをひねってもエンジン回転が全然上がらず、常時アイドル回転よりちょい上くらいまでしかエンジンが回りません。

こうなると、そ~っとクラッチを繋いで2000rpm位まで復帰したら、次にギアを上げて、また2000rpm位まであがるのをまつ状態になります。(なので、速度調整はギアチェンジだけでやるような感じ)

こういうの、LIMP(よろよろよろめく)モードと言いまして、不具合が発生してもなんとかディーラーまでたどり着けるように最低限なんとか移動できるモードになります。

メカニックの方の話では、スロットルボディ関連のエラーコードと言っていましたが、詳細は調査中です。

しかしスロットルボディと聞くと、今まで実は

  • 冷機ハイアイドル
  • ShiftAssistProでシフトダウン時、ブリッピングしないのでシフトダウンできない

事があったので、予兆は出ていたのかも… まぁ何にせよ、ディーラーに持っていく途中である程度ディーラーに近いところで出たのでラッキーと言えばラッキーでした。

LIMPモード中もロギングできてるはずだし、ドラレコも付いてるので戻ってきたら動画つくろうかな。ただノロノロ走ってるだけで面白くないと思うけど…

PEA

自分は燃焼室のカーボン対策にAZの添加剤を使用しています。

で、EPAはオイルを劣化させるとかさせないとか諸説ありますが、個人的にはやはりネットで言われているように粘度低下があると思います。

というのも、あるタイミングからあからさまに冷機始動時にEGがふけ上がるようになっていたのですが、今日オイル交換したら、至って普通の吹け上がりに戻ったので…

常用するなら濃度はもっと薄くしないとだめかもしれないし、やはりオイル交換前の1タンクだけ投入するとかしたほうが良いかも。

R1200GS LC Advユーザー車検

2018年購入したので3年たち、車検に行ってきました。(浜松)バイクのユーザー車検は何回もやってるのですが、いつも鬼門はヘッドライト…

今回はドノーマルだし何ら問題ないだろと思ったら、

1回目・・・☓

だいぶ右下にずれているようです。

困ったことにR1200GS LCのLEDヘッドライトは、上下しか光軸調整できない(サービスマニュアル見ると、ヘッドライトユニット内部に左右の調整はあるっぽい記述だけど…)ので、上下はテスター屋さんで合わせるも左右はだいぶ右ギリギリの状態。

で2回目・・・やっぱりX

こんどは高さはOKだけど1回目よりももっと右にずれた状態…

ここでもしやと思ってGoProのマウントがヘッドライト固定ネジと共締めなので、ほんとうの意味での純正からの変化点をとりあえずもとに戻す意味でマウントをはずし、気持ちヘッドライトを左側に回転するよう力を入れながら締め直して再検査。

ラインに入る前に、3回目ダメだったらボタンで呼び出してください

と検査員の方に言われて、テストに挑むも…

3回目・・・またまた☓

ここでボタンを押すと検査官の方が誘導してくれて、隣のラインで手動の光軸テスターで確認すると、OK範囲に光軸はいってるという落ち…

すごくドギマギしましたが、無事車検通りました。

しかしなんで光軸ダメだったんだろ… あるとすると、デイタイムポジションライトがHiビーム側なので、デイタイムポジションライトもカバーしたほうが良かったのかも?

けどそっちの明るさなんてHiビームに比べたらたかが知れてて、迷いの原因になるとも思えないんだけどなぁ…