Moto Scan

BMWのバイクは(BMWと言わず、最近のFI車は全般的にそうですが)、ダイアグツールをつないでエラーコードの確認とリセット、メンテナンス距離や日時の設定などができるようになっています。

この辺ができるツールとしては、BMW向けには以前からGS-911というツールが有ったのですが、機能も少し良いですが値段も高い…

しかしこの辺のツールが無いことには、メータにメンテナンスお知らせの警告がでて目障りだったり、本当に不具合がある時にDIYでメンテするにも限界がありましたが…

しかしYouTubeを見ていたら、MotoScanというAndroidアプリの紹介があり、汎用的なOBD接続インターフェースを介してエラーコードの取得、リセット、メンテ時期のリセットができるとのこと。

アプリ自体はお試し版は無料ですので、お試し版で問題なく接続、通信出来ていることを確認してから、アプリ内課金で購入すると、メンテナンスに必要な機能が使えるようになります。

 

OBD接続インターフェースは、ELM327というものが安いのですが、偽物だったり不安定だったりするのか、MotoScanでおすすめされていたOBD Link LXを購入。

 

早速車体に取り付けてみます。

R1200GSAの場合、OBD接続端子は、車体右側サイドカバー裏にありますので、まずは右側サイドカバーを外します。

黄色四角部分がOBDコネクタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色丸部分の爪をずらしてコネクタを車体から取り外します。

 

 

 

 

 

 

 

黄色部分(反対側にもあります)をつまんでOBDコネクタの防水キャップを取り外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBD端子が見えました。Euro4対応もでるから、BMWの丸型10ピンではなく、業界標準のOBDコネクタです。10→16ピンの変換ケーブルは、この辺ので大丈夫だと思いますが、互換性は各自調べてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBD Link LXを接続します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBD Link LXを接続した後、初回はBluetoothのペアリングが必要です。ペアリングはこのまま車体の電源をONにし、OBD LInk LXのOの字の下付近のボタンを押下するとペアリングモードになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホでBluetooth機器を検索し、OBD Link LXが表示されるのでペアリング設定します。

次にスマホでMotoScanを立ち上げます。

立ち上がった画面でバイクの車種名を選択すると、メニューが出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R1200GSAにはないオプションも一通り表示されていますが、各メニューとも中にはいると、次のような同じ様なメニューが出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンテナンス日やメンテナンス距離は、メインメニューのInstrument Cluster(KOMBI)から入るとメンテナンスできるようになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なおこの次回メンテ距離は、過去に入れた距離よりも少ない距離は入れることが出来ないようになっています。

自分は表示上9250位だったのをテストで10000に設定し、その後戻そうと思っても出来ませんでした。未来永劫出したくない人は巨大な値を入れてしまっても良いかもしれませんが、自分なりに使っていこうという方は気をつけて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA