3Dプリンタ関連パーツでは使いまくったAliexpress…そしてR1200GS LC用パーツもたくさんあるじゃないですか…
で、いろいろ買ってみたのですが、基本的にはどれも思ったよりまとも。ただ、少し注意点も…
自分はいろいろ買った中の一つに、リアフェンダーがあります。リアフェンダーそのものは、若干フェンダーの中心がタイヤ中央とはずれていますが、多少削って位置調整すれば良さそう。(自分は面倒だからまぁそのまま)
問題は、このリアフェンダーを取り付ける際に、パラレバーリンクのボルトを75mmの長さのボルトに交換する必要があるのですが、ここでリアフェンダー付属のボルトが良くなく、ちょっと問題が…
まず付属のボルトは、ステンレス製のM10ボルトですが、このボルトが超中華クオリティ。
普通M10って言ったら、首下が10mmになると思うんですが、こいつは9mmと細い…(ネジ部だけM10)そして、六角穴付きボルトなのですが、頭の直径が14mmとかなり細め。
そのせいで、M10のワッシャを入れても首下周りがブカブカのためにセンターがでず、しかも頭の直径が小さいため、そのまま締め込むと不均等に面圧がかかる上に、中央しか面圧が掛からないため、中央部が座屈(笑 規定トルクの54Nmが怖くてかけられません…
その後、ホムセンを回ってM10 75mmのステンレスキャップボルトとワッシャを購入して、組み付けました。その際に外したボルトを見てみると、心なしか曲がっているような…
ところで、取り外した純正のボルトを見ると、強度クラス10.9のワッシャ付きM10ネジで、トルクスキャップボルトで頭の直径は18mm。
自分はあまり構造的な知識がないので、慌てて調べてみると、ステンレスボルトとクロモリボルトだとかなり強度的に差があるようなので、ホムセンで多少マシなボルトを買ったにしても強度クラス全然ちがうじゃん…
パラレバーリンクの部分の締め付けトルクは54Nmなのですが、M10で54Nmかけようと思ったら、強度区分10.9以上のボルトじゃないと、ボルトが変形してしまうんですね…
で、ステンレスボルトはだいたい強度区分で言えば6.8+位なので、MAX35Nm位がリミット。54Nmは、完全にオーバートルクですな…
流石にパラレバーリンク部は走行中なにかあるとヤバイので、速攻で強度クラス10.9の6角ボルトをポチッとしました。