遠隔操作ウイルスの件

技術的には、IPアドレスが証拠の決定打にならないことは、ITに詳しい人なら10年以上前から判っていたことだと思う。

そして、Freenet、匿名プロキシ、Thor、匿名VPNなどを通せば、用意に隠蔽できることも容易に想像できる。

また一時期問題になったWEPの脆弱性にしても、匿名で何かをしでかす事は、ずっと可能だった。

そこをプロは黙ってあくまでも陰に徹するのに対し、今回のウイルス騒動の作者は、目立ちたいが為に確実に逮捕される状況に追い込まれている(要は自爆)と感じる。

さまざまなブログの炎上事件を見ても明らかなのだが、ネットの中だけで完結してれば良かった事を、現実にのこのこ出てきたり、現実をネットに取り込んだりという、境界線で問題はいつも起きる気がする。

今の世の中、監視カメラなんてそこらじゅうにあるし、現実世界に出てきて、メディアを密かに猫の首輪につけて、監視カメラに取られてしまうあたり、所詮世間知らずのアマチュアという風に感じる。

と思って1/8に下書きのまま忘れてたら、本当に逮捕されたみたいだ。

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