R1200GSA、いいバイクですが、気に入らない点が無いわけではなく、フロントブレーキのスポンジーなフィーリングがずっと気になっています。
ブレーキラインのエア抜きもだいぶやったし、ABSを作動させてエア抜きもやったし、真空ポンプで真空引きもやってみたりしたのですが、どーにもブレーキ圧の立ち上がりが遅くてブレーキングが楽しくない…
(ブレーキディスクのフレも無いことは確認済です)
ブレーキのフィーリングだけ言えば、通勤用のGland Filano(125ccのスクーター)のほうが遥かにマシだ…
と思いながら昨日またエア抜きしていて、ふと気づいたのですが、ブレーキ圧が立ち上がるまでの無効ストローク区間でリザーバタンクのフルードの動きを見ていると、マスターシリンダーで押されたフルードがリザーバタンクに戻ってるだけでブレーキラインにフルードが圧送出来ていない感じに見えました。
そこでピンときてブレーキレバーの入力をマスターシリンダーに伝えるプッシュロッドの位置を変えることで、無効ストローク区間をへらすことが出来ました。
その後ブレーキを握った感じ明らかに以前より圧の立ち上がりが早くなったと思うので、初期タッチは良くなるんじゃないかと期待しています。
なお下の動画内で説明している通り、プッシュロッドの位置はきちんと調節しないと、フルードがリザーバタンクに戻らなくなるので、その点だけは要注意です。
ところで実はこの冬キャリパーを金→黒に変えた時にパッド変えたんですが、強く握ったときの制動力がどうも物足りません。1回は初期タッチ改善効果を確かめに走りに行きますが、絶対的な制動力が気になる場合はパッド交換かなぁ。