水冷R1200GSA オイルフィルター流用の話

Versysの時もMonotaroの4輪用エレメントを使っていましたが… BMWでもそういう話は有るみたい

1000kmでの交換用に、BMW純正エレメントも購入していましたが、トヨタ車用のオイルエレメントもGet、まずはMonotaroのエレメントを使ってみます。

ちなみにエレメントの高さはだいぶ違います(トヨタ用のほうが高い)が、R1200GSAの場合はスペース的には問題なし。

社外品エレメントと純正エレメントで、色々な意見があるとは思いますが、実際の比較記事を見るかぎりあまり差はないような…このリンク先記事では、純正のほうが濾過面積が広いとありますが、今回自分の場合は純正よりも高さ方向で高いので、その点はあまり差はないかなと。

ただし、1点純正とMonotaroで不安になるくらい違うのが、重量。純正のエレメントは、体感で2~3倍重いんですよね… エレメントそのものは紙なので大した重量差ではないはずなので、この差はエレメント本体の板厚とかの違いだと思います。

そうすると、振動とかの関係で強度が弱いと持たないのかなぁとか、その点は心配です。

とはいえ、VersysでもMonotaroフィルタ使ってましたが、体感振動は10倍位ひどいパラツインのVersysでも特に問題はなかったですし、R1200GSAでは左右コンロッド大端の中央くらいにレイアウトされているので、振動的には大丈夫なんじゃないかと…

まぁしばらくは、ちょくちょく点検しながら経過を見ようと思います。

2018/06/30追記

Monotaroフィルタはどうもフィルタ内の逆止弁がほとんど機能していないのか、オイルラインのオイルがオイルパンに落ちきってしまうようで、エンジンスタートの都度油圧不足でなにかのパーツが始動後数秒カタカタ言うのが気になります。

そこで純正フィルターに交換してみましたが、純正フィルタでも始動時のカタカタ音はしているなぁ…

水冷R1200GSA走ってわかったこと

去年欧州ツーリングで水冷R1200GSAレンタルして2000km位走っていましたが、そのときは嫁とタンデム&フルパニア状態だったので、その割には違和感がない走り心地だなぁとは思っていました。

しかし、今日も慣らしがてら西伊豆スカイライン、伊豆スカイライン、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイライン、富士スカイラインとハシゴして、富士スカイライン以外の山道は、まぁ違和感ないと言うか、普通だなぁという感覚でしたが…

富士スカイラインだけは、今までのったどのバイク(と言っても変態バイクばかりで当てにならないですが…ちなみにKLE400、ZZR1200、Versys650)よりも、R1200GSAの素晴らしさを体感できました。

まず、R1200GSAは高速道路を走っていても気がついていたことですが(実際フロントフォークの動きが見えますし)、非常によくサスが動いて、よく路面に追従します。

富士スカイラインは、路面のうねり、亀裂の補修跡、凸凹が割とあって、しかも急勾配のヘアピンが続きます。そういった所で路面追従性がよく、ブレーキングから倒し込み、加速まで非常に一連の流れが安定かつスムーズになります。

シフトアシストプロのクラッチレスダウンシフトも、自分のスキルの無さを大幅にアシストしてくれ(笑、ブレーキングがとにかく楽に感じます。

普通のクラッチ車だと、ある程度エンジン回転高めキープしようとすると、シフトダウン時に手動でブリッピングしますが、ブレーキ握りながらブリップするとどうにも安定せず、車体が前に出てみたり、ブレーキがなおざりになったりしていました。

また、もう一つブレーキングから倒し込み、加速まで一連の流れがスムーズな理由は、テレレバーの為ではと思うところもあります。

普通のテレスコピックフォークだと、ブレーキングでフォークが縮むことでキャスター角が立ち、トレールが短くなって旋回力が上がりますが、フォークが伸びてくると逆の話になります。

上手い人とか、レース走行で決まった場所を決まったとおりに攻める場合は都合が良いのかもしれませんが、自分の場合はコーナー進入までにブレーキングを終わらせてしまう方なので、倒し込みから立ち上がりまでフォークは多分縮んでいません(笑

しかもスロットル開ければフォークが伸びて外にハラムだけのような気がしていて、どうも難しいなぁという感覚があります。

しかし、テレレバーはブレーキングでキャスターやトレールが変わらない分、旋回性も一定な感じで、試しにコーナリング中にスロットルを閉じたり開けたりしても、なんだかあんまりラインがずれない感じ。ラインは、あくまでもバンク角、体重移動、ハンドル操作でコントロールする感じで、スロットル操作を排除できる分、楽に走れるのではないかと思います。

(とはいえ、MotoGP見ても分かる通り、タイムを出す目的ではテレスコピックなんだと思います)

テレレバーのもう一つ、そして最大の特徴である、ブレーキング時にノーズダイブしない挙動も、ブレーキング時のリアタイヤ荷重抜けを防止して、安定したブレーキングに勿論貢献していると思います。

加えて、フロントタイヤが19インチ、リア17インチなので、倒し込む時はリアが先にバンクして、フロントは少し遅れてバンクする感覚も、ユーザーフレンドリーなのかも。(実際にタイヤ見てどこまで使えているか見ると、前後17インチのVersysなんかと対して差はないのですが…)

更にコーナリングがスムーズな理由として、エンブレから加速にかけてのトルクデリバリが非常にスムーズで、エンジンがマイナストルクからプラストルクになる領域でのギクシャクが殆どありません。このへんがチェーンとシャフトの違いなのか、純粋にエンジンの制御の話なのかはわかりませんが、今まで乗ってきたバイクとはものすごく差を感じます。

よくBMWはシニアに人気とか、オッサン車のように言われますが(自分ももう十分オッサンだけど…)バイクの意のまま感、乗っていて楽しいと感じる瞬間は、今までのどのバイクよりも感じます。

いろいろ考えると、BMWのツアラーは、なにか尖った走行特性を追求するよりも、極めてオールラウンドな走行特性を狙っていて、結果的に大多数のライダーにとっては必要十分な性能、かつ、快適なことによるストレスの無さが、バイクを操る楽しさを強調出来ているのではと思います。

まぁそんなこんなで山道ハシゴしすぎて、1000kmを300kmくらい超えて1300km位で初回点検(自分で)やっておきました。

まだ1000km点検前だけど

昨日慣らしがてら600km強走ってきて、今日ちょっと暖機がてらリアホイールの振れを見てみると、ちょっと振れが大きいような…

スポークの張りが良くないのかと思って、サービスマニュアルを見ながらドライバーの柄でコンコン音を聞くと、フロントはOK。しかしリアは2本くらいテンションが掛かっておらず、更に数本テンションが弱い感じ。

右側のニップルはリアタイヤ車体についてても調整できますが、左側ニップルはタイヤを外す必要あり。しかし片持ちなのでタイヤの脱着ものすごく楽です。

さてスポークの張り調整ですが、写真の通り、ニップルその物を回るためのトルクスの内側に、周り止の為のイモネジが入っているのがよくわからず、サービスマニュアルを何回か見返して、物をみて、理解するのに少し時間がかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は音聞いて調整しましたが、やっぱりトルクドライバー必要かなぁ…

あと、緩んでたスポークのテンションかけてもリヤホイールの振れは相変わらず少し有り、それはタイヤ交換の時に要調整かも…

 

しかし、1000km点検前に2本テンションなくなってるとか、スポークってこんなもんなのかなぁ… まぁ緩んでるかどうかは音を聞けばいいので、今後気をつけていかなきゃ。

Moto Scan

BMWのバイクは(BMWと言わず、最近のFI車は全般的にそうですが)、ダイアグツールをつないでエラーコードの確認とリセット、メンテナンス距離や日時の設定などができるようになっています。

この辺ができるツールとしては、BMW向けには以前からGS-911というツールが有ったのですが、機能も少し良いですが値段も高い…

しかしこの辺のツールが無いことには、メータにメンテナンスお知らせの警告がでて目障りだったり、本当に不具合がある時にDIYでメンテするにも限界がありましたが…

しかしYouTubeを見ていたら、MotoScanというAndroidアプリの紹介があり、汎用的なOBD接続インターフェースを介してエラーコードの取得、リセット、メンテ時期のリセットができるとのこと。

アプリ自体はお試し版は無料ですので、お試し版で問題なく接続、通信出来ていることを確認してから、アプリ内課金で購入すると、メンテナンスに必要な機能が使えるようになります。

 

OBD接続インターフェースは、ELM327というものが安いのですが、偽物だったり不安定だったりするのか、MotoScanでおすすめされていたOBD Link LXを購入。

 

早速車体に取り付けてみます。

R1200GSAの場合、OBD接続端子は、車体右側サイドカバー裏にありますので、まずは右側サイドカバーを外します。

黄色四角部分がOBDコネクタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色丸部分の爪をずらしてコネクタを車体から取り外します。

 

 

 

 

 

 

 

黄色部分(反対側にもあります)をつまんでOBDコネクタの防水キャップを取り外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBD端子が見えました。Euro4対応もでるから、BMWの丸型10ピンではなく、業界標準のOBDコネクタです。10→16ピンの変換ケーブルは、この辺ので大丈夫だと思いますが、互換性は各自調べてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBD Link LXを接続します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OBD Link LXを接続した後、初回はBluetoothのペアリングが必要です。ペアリングはこのまま車体の電源をONにし、OBD LInk LXのOの字の下付近のボタンを押下するとペアリングモードになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホでBluetooth機器を検索し、OBD Link LXが表示されるのでペアリング設定します。

次にスマホでMotoScanを立ち上げます。

立ち上がった画面でバイクの車種名を選択すると、メニューが出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R1200GSAにはないオプションも一通り表示されていますが、各メニューとも中にはいると、次のような同じ様なメニューが出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンテナンス日やメンテナンス距離は、メインメニューのInstrument Cluster(KOMBI)から入るとメンテナンスできるようになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なおこの次回メンテ距離は、過去に入れた距離よりも少ない距離は入れることが出来ないようになっています。

自分は表示上9250位だったのをテストで10000に設定し、その後戻そうと思っても出来ませんでした。未来永劫出したくない人は巨大な値を入れてしまっても良いかもしれませんが、自分なりに使っていこうという方は気をつけて下さい。

BMWのバイクの液晶メーター

2018年モデルから、BMWの様々な車種で液晶メータが導入されていて、スマホと連携できるようになってきました。

CONNECTIVITY

さて、ナビは是非とも使いたい機能の一つですが(だってGarmin評判イマイチだし、今の時代スマホでできることをなんでわざわざ外付けのスマホ2台買えるくらいのナビ専用機買わんといかん…)、TFT液晶メータの場合、スマホにBMW Motorrad Connectedアプリをインストールした状態で、メーターと連携させます。

ナビ機能そのものは、BMW Motorrad Connectedアプリ内で実現されていて、右左折の指示だけがメーターに表示されるイメージになりますが…

問題はそのBMW Motorrad Connectedアプリないの日本地図の状況。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

えーっとこれ、引いてるからこんな風に見えるんじゃなくて、なんと日本の地図は、国道と県道しか表示されません… 住所を検索しても、市町村までしか検索できないというハードモード…

ようするに、ナビは実用に耐えません。

ちなみに、アジアだと、

アゼルバイジャン、アラブ首長国連邦、イエメン、イスラエル、イラク、インド、インドネシア、オマーン、カザフスタン、カタール、カンボジア、クウェート、サウジアラビア、シンガポール、スリランカ、タイ、ネパール、バーレーン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、モルディブ、ヨルダン、レバノン、香港及びマカオ、台湾

は、国別詳細地図が用意されています。

○歳からの挑戦

60歳からの挑戦…とか、たまにそういうサイト有るんですが、なぜそんなに遅くなってから挑戦するんだろう…

もっと早くにすればいいのに。

 

仕事中、飯食う時間が無い、と、時間無いアピールする人いるけど…

飯なんて5分位で食えるし、5分位捻出できないの?

 

子育てが終わってやっと北海道ツーリングに来ることが出来たとか言う人いるけど…

別に子育て中でも行けるし、子供と一緒にやればいいじゃん。

 

なんつーか、できることを先送りした挙げ句、無駄にポジティブに考えるやつって結局ダメなやつな気がする。

そうはなりたくないな~