R1200GSA ちょっと困ること

最近日中暑くて、早朝出発でショートツーリングなことが多いのですが、早朝夜明け前のまだ真っ暗な時間帯に乗っていると、手元が真っ暗でスイッチがどこに何があるか全くわからないのがちょっと困ります…

中にLED仕込んで、ボタンを縁取るような感じで光らせたいなぁ…

R1200GSA CANコネクタ備忘録

R1200GSのCANコネクタは、調べると写真が色々出てきます

拡大写真を見ると、Tycoの品番1-967369-1ですが、これでTycoのページで調べると、恐らくBMW専用型番なのでデータシート等は閲覧できません。

ここで枝番を取っ払って、試しにconnector 967369で検索かけると、やっぱり売ってるところでは売っています。しかし、あくまでもこのコネクタに接続するオス側が必要なのですが、一向に検索かけても引っかかりません。

そこで、上記検索結果の1番目のサイトを見てみると、Product Range:MQSと出てきます。

そこで、TEのサイトでMQSシリーズのカタログを見ていると、3-60ページ目にそれっぽいのが出てきます。8 position PCB headerということなので、コネクタではなく、電装品の基盤にはんだ付けするコネクタしか提供されていないようです。電装品に埋め込まれてポッティングされることを考えると、なるほど、Unsealedカテゴリに仕分けされるわけですね。

めでたく製品番号1-967658-1 が求めるものっぽいので、Tycoのページで更に調べると、関連部品に967369のコネクタっぽい、1534229というものも出てきますし、あたりっぽい気がします。(実際車体側コネクタのサイズも確認してみましたが、サイズ的にも適合しそう)

で、Mouseの購入ページに飛ぶと、1個1200円もするのかよクソ(笑 図面あるから一瞬3Dプリンタで作ろうかと思ったけど、多分これは細かすぎて無理…

くっそー、けどこれ、WanhaoのDuplicatir 7で作れるぞ(笑

しっかし、Googleだけで自宅で座りながらここまで2時間位で調べつくなんて、本当にいい時代になったものです… そして、AIが発達すると、上みたいな事芋づる式にたどって、検索エンジンで1発で出てきたりするようになるんだろうなぁ。

【追記 2018/11/04】

製品番号1-967658-1のコネクタで、車両の盗難防止アラーム接続用コネクタにピッタリ接続可能です。ただし、ネットで調べた写真とピン配置がちょっと違うみたい。

  1. 未接続
  2. 未接続
  3. IGNキーON時のみ通電
  4. GND
  5. CANL
  6. CANH
  7. 未接続
  8. 常時バッテリ+給電

こんな感じっぽいです。

BMW Motorrad Connected 代替え思案

BMW Motorrad Connectedが日本地図がクソ過ぎて何の役にも立たないので(地図以外は使えるんですが、だったらスマホを直接使うほうが手っ取り早い)、代替え+αを色々考えています。

まず、シンプルに、スマホホルダーを作ってスマホを使う、というのが有りますが、5.5インチスマホのZenfone Maxだとやや画面小さく難あり。

次にMediapad T3 7を使ってみると、7インチディスプレイは使い勝手もいいし快適。ただしMediapad T3はWifi接続のみなので、別途通信手段が必要。

そうするとじゃぁ、Xiaomi Mi Max3やZenfone 3 Ultra辺りのファブレット辺りが良いようにも思うが、こいつらを普段使いの携帯として使うにはでかすぎるし、かと言ってバイクのナビ専用で買うにもいまいち…そもそもMediapad T3 7が1万ちょっととコスパが良いことを考えても、ファブレットで運用はないかな…

Meidapad T3 7を使う場合は、通信手段の確保のために、普段使用しているスマホをテザリングモードで使う必要がありますが、それはそれでタブレットとスマホを常時2台セットで考えないといけなくなってきて、ちょっと面倒…

そうすると、バイク側にモバイルルータ機能をインストールしてしまえということで、まず考えたのが中古なんかのスマホを使う方法。常時テザリングON+常時位置情報ONで、グーグルタイムラインも漏れなく記録できるし、通信も確保できる。常時位置が確認できるので、バイクの盗難防止時にも役立ちそう。

が…それだとつまらない(笑

そこで、ラズパイにLTE通信モジュールをくっつけて、ラズパイをモバイルルータ兼GPSロガーとして運用出来ないか思案中。ラズパイを母艦にしておけば、R1200GSAの場合CANロガーも構築して、CANデータ+GPSデータで走行軌跡と合わせてデータ見れるかと…GPSについてはグーグルタイムラインとは連携できないですが、現在位置を定期的に適当なWebサーバに投げておけばOK。こっちからコマンド送ればカメラで写真撮って送らせることも可能ですなぁ…

ラズパイを盗難防止の意味で使う場合は、常時電源ONとしなくてはなりませんが、出先だと一晩持てば翌日走って発電するだろうし、自宅だと常時充電器に接続しているので問題なしだろうし、一晩持たせるだけなら最近のモバイルバッテリで十分持つと思うので、そんな構成で作ってみようかと。

フロントブレーキの遊びが気になる

納車直後は気になっていなかったのですが、ある日ちょっとハードに走ったらフロントブレーキレバーのストローク初期部分がすかすかになってしまって、ちょっと気になっていました。

個人的には握り込んだら直ぐにブレーキ圧が立ち上がってくるほうが好みなのですが、レバー先端の移動量でいうと3cm位は手応えがありません…

さしあたりエア抜き(水冷GSモデルのエア抜きは、普通の非ABS無しモデル同様に普通にエア抜きすればOK。サービスマニュアルにも書いてあります。)しても、全く改善せず。

MotoScanでFront ABSユニットを作動させて、エア抜きの手順をやってみて、気持ち改善した気もしますが、やはり大きくは変わらず…

海外の掲示板見てみると、この手の書き込みやはりあって、なんか持病みたいな…

たしかコンビブレーキでもあったはずなので、ダメ元でリアもエア抜きしてみたけど、やっぱり改善せずなので、仕方ないのかなぁ…

MotoScanでブレーキ圧をモニターすると、ストローク初期部分のスカスカしたところも、スカスカしているなりにブレーキ圧は立ち上がるんですがねぇ…

R1200GSAのシフト時異音

納車後最初の方はあまり気にならなかったのですが、最近シフト時(シフトアップ時)の異音(クラッチ踏まずにシフトチェンジしたときのMT車のような音)が気になっていました。

海外の掲示板を見ると、どうやらオイルレベルが上過ぎると良くないとのこと。確かに、今まで乗ってきたバイクでもそういうことがあったバイクもあったような…

初回交換後、ちょっとオイルを入れすぎてしまって、数日放置してオイルレベル確認すると、点検窓がオイルでいっぱいだったのですが、下限割ってエア吸いするとかじゃなきゃ、多少抵抗になるかもしれないけど大丈夫だろうと思っていました。

さしあたり今朝乗ってみたら、1⇢2速はまだ音がするときもあるけど、前よりだいぶマシになり、その点は一安心。

タブレットホルダー

先日Zenfone Maxのスマホホルダを3Dプリンタで作り込みました。その後実際走りながら使ってみて、

  • Zenfone Maxは5.5インチと大きめのディスプレイだが、バイクでナビとして使うとなんとなく小さい
  • 指で操作時に、車体の揺れとかで狙い通りに操作しにくい

という状況でした。

その後いろいろ考えて、

  • TFT液晶ディスプレイと干渉しない最大サイズは7インチ

と考えていた所、Mediapad T3 7が安売りされていたので購入。早速ホルダを3Dプリンタで作成して取り付けてみます。

まず、スクリーンを最低高さにすると、干渉してタブレットが差し込めないので、少しスクリーンを上げて出し入れする必要があります。

それでも、少しだけスクリーンが干渉しますが、ここはスクリーンを少しだけ前方に押すことでタブレットの出し入れはできます。

ちょっと写真だとタブレットの存在感が大きすぎる気がしますが、実際に目視すると、メーターとほぼ同じ大きさに感じますし、走りながらの視認性、操作感は5.5インチのスマホよりもだいぶ快適です。(なにせ、上下の長さはZenfone Maxが68mmに対してMediapadは90mm)

ただし、このMediapadはWifi接続のみなので、別途通信手段は用意しなくてはなりません。

そこでちょっと考えているのが、古めのスマホに格安SIMを1枚追加して装着して、モバイルバッテリとともにバイクの簡単にはアクセスできない場所にインストールしたらどうかと。

スマホは位置情報とテザリングを常時ONとすることで、バイクその物をアクセスポイントにしてしまうということ。そうしておけば、ナビ部は安いタブレットが使えますし、バイク本体のスマホの位置情報がGoogleで常に記録されるので、バイクの居場所がいつでもわかるので、ココセコム替わりにならないかなと。

また、モバイルバッテリを組み合わせることで、小型の電池容量の少ないスマホでも一晩くらいは余裕で過ごせるはずですし、自宅だとガレージ内で常時トリクル充電しているので、スマホが原因のバッテリ上がりはしないはず。

BMW Motorrad Connected 1.6

Connected 1.6がリリースされました。とりあえずサーバーが混んでるのか、日本Mapがリリースされたかどうか不明…

2018/08/04

今回もやっぱり詳細な日本地図は提供されず。まぁ、地図が提供されたところで、メーターに矢印が出るだけなので、要らないと言えば要らないんだけど、雨の日とかには使いたかった。(けど雨なら雨でタンクバッグに入れればいいだけだけど)

Aliexpressで買ったR1200GSAパーツ

3Dプリンタ関連パーツでは使いまくったAliexpress…そしてR1200GS LC用パーツもたくさんあるじゃないですか…

で、いろいろ買ってみたのですが、基本的にはどれも思ったよりまとも。ただ、少し注意点も…

自分はいろいろ買った中の一つに、リアフェンダーがあります。リアフェンダーそのものは、若干フェンダーの中心がタイヤ中央とはずれていますが、多少削って位置調整すれば良さそう。(自分は面倒だからまぁそのまま)

問題は、このリアフェンダーを取り付ける際に、パラレバーリンクのボルトを75mmの長さのボルトに交換する必要があるのですが、ここでリアフェンダー付属のボルトが良くなく、ちょっと問題が…

まず付属のボルトは、ステンレス製のM10ボルトですが、このボルトが超中華クオリティ。

普通M10って言ったら、首下が10mmになると思うんですが、こいつは9mmと細い…(ネジ部だけM10)そして、六角穴付きボルトなのですが、頭の直径が14mmとかなり細め。

そのせいで、M10のワッシャを入れても首下周りがブカブカのためにセンターがでず、しかも頭の直径が小さいため、そのまま締め込むと不均等に面圧がかかる上に、中央しか面圧が掛からないため、中央部が座屈(笑 規定トルクの54Nmが怖くてかけられません…

その後、ホムセンを回ってM10 75mmのステンレスキャップボルトとワッシャを購入して、組み付けました。その際に外したボルトを見てみると、心なしか曲がっているような…

ところで、取り外した純正のボルトを見ると、強度クラス10.9のワッシャ付きM10ネジで、トルクスキャップボルトで頭の直径は18mm。

自分はあまり構造的な知識がないので、慌てて調べてみると、ステンレスボルトとクロモリボルトだとかなり強度的に差があるようなので、ホムセンで多少マシなボルトを買ったにしても強度クラス全然ちがうじゃん…

パラレバーリンクの部分の締め付けトルクは54Nmなのですが、M10で54Nmかけようと思ったら、強度区分10.9以上のボルトじゃないと、ボルトが変形してしまうんですね…

で、ステンレスボルトはだいたい強度区分で言えば6.8+位なので、MAX35Nm位がリミット。54Nmは、完全にオーバートルクですな…

流石にパラレバーリンク部は走行中なにかあるとヤバイので、速攻で強度クラス10.9の6角ボルトをポチッとしました。

BMW Motorrad Connected Ver1.6

現状地図データが糞すぎて全く使えないBMW Motorrad Connectedですが、BMWの2019年のモデル予告で触れられており

BMW Motorrad Connectivity. 
The BMW Motorrad Connected app will receive a major update to version 1.6. The app will then offer additional functions and enhancements that were proposed by the BMW Motorrad community. The digital maps will be completely revised and will be based on the motorcycle optimized navigation by TomTom. As one of the most requested features, the navigation option “winding route” will be introduced. To use the new functions, the customer only needs to update the app in the beginning of August and download the new maps free of charge before starting the next ride.

とのことです。適当に訳すと、

BMW Motorrad Connectedアプリは、Ver1.6でメジャーアップデートの予定がある。そこでは、BMW Motorradコミュニティによって提案された追加の機能と改善が提供される予定である。デジタルマップは完全に一新され、TomTomによって最適化されたオートバイ向けナビシステムに一新される。そして、最も要求の高かった機能として、ナビのオプションに”ワインディングルート”が導入される。新しい機能を使用するには、使用者は単に8月から提供されるアップデートを適用し、新しい地図データを次のライディングの前にダウンロードすれば良い。

だそうです。

ただ個人的な予測では、

  • 日本ではGPSナビを買ってほしいから、あえて日本向け地図データは提供されない
  • 地図データの版権の関係で無償提供できず、日本は対象外

のどちらかの理由で駄目なんじゃないかなぁと思っていて、あまり期待していません。

それと、Connectedアプリを使うことで距離データなんかがBMWに飛ぶと思うので、それでメンテに来いとか言われるのも鬱陶しいのでね…

というか… どこのメーカーに対しても言いたいことなんですが、なぜオートバイ側で、スマホの操作インタフェースだけ提供してくれないのかなぁと思います。

スマホホルダー

市販のスマホホルダーはどうもちゃちかったり、無駄に削りだしでゴツかったりで、R1200GS Advの純正ナビステーにスマートにつけれる良いホルダーがない…

ので、3Dプリンタでさくっと自作。(実際は試行錯誤で5,6回やり直し…自分設計は素人なので…)

実際取り付けてみると、全く違和感なく取り付けできた感じ。脱着も簡単だし、爪構造でサイズも追い込んだのでガッチリホールドできていて、今までのどんなスマホホルダーよりもしっかり保持できてると自画自賛(笑

ただ、Zenfone MAXだと、少し画面が小さい。メーターと干渉しないギリギリの大きさを考えて、7インチタブレットあたり購入して作ってみたい感じ。

色んなメーカーがーつながるバイクだのいろいろやってるけど、スマホでできることをメーター側でできたところで、トータルではスマホ以下の機能。だったらスマホをスマートに取り付けられるようにしたほうがよっぽど嬉しい。メーターは、スマホでは表示できない、バイクならではの情報に特化すればいいと思うんだけどなー。


2018/07/01 追記

早速手作りホルダーにスマホ入れて朝のうちちらっとツーリング言ってみました。違和感なく、スッキリと使えて本当に良いです。また、ハンドルバーから汎用的なステーを伸ばすのではなく、スクリーン裏に位置している関係で、かなりの通り雨でも直接雨が直撃せず、スクリーンの下から巻き込まれた雨が入ってくる程度。その点も非常に満足な結果でした。